岡山で自然農を営んでいます。日々の農作業の様子や、出荷している野菜の紹介をしています。


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米つくりで感じること

朝晩の冷え込みが身に沁みる季節になりました。

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昨年から実をつけ始めたみかん。

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良い色に色づいてきました。酸味もしっかりありますが、美味しいみかん。

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さて、ずっと探していた縄ない機。近所の農家さんが譲って下さいました。
子供の頃、縄をなっていた話を聞かせて下さいました。その頃は機械はなく、牛で田んぼを耕し、田植えはもちろん、稲刈り、脱穀、籾摺りも全て人力だった時代。もちろん車もなく、想像するだけでも倒れそう、、、

「田植えや稲刈り時期は学校も休みで、子供もみんな労働力として手伝いをしていた。脱穀した籾を干すためにムシロが必要で、ムシロも編んでいた。藁は全て利用するため田んぼに返さず、その分、田んぼには牛糞や山の落ち葉などを入れていた。などなど」

いつも感じることですが、昔の米作りには、日本文化が詰まっている気がします。米作りのためには多くの道具を生み出し、全てを無駄なく活用してきました。そして、この60年の間に恐ろしい勢いでこの文化が便利なものに移り変わって行ってしまったんだなあ、と改めて感じます。
そして、農家さんは「今の米作りは本当に簡単だ」と言われました。全て手作業でする過程を知っている世代と機械が全てやってくれる世代、、、この違いは余りに大きいと感じます。そして、知っている世代が消えていくこれからの日本。
そして、米作りが簡単になって失われた大きなものの一つに米の質があると思います。米作りに一年の多くの時間を捧げてきた頃、その頃の米はどんな米だったのだろう。米のありがたみや重みは今とは違うものではなかっただろうか。食味ということだけでなく、その米の持つエネルギーはどのようなものだったのだろう、、、

「今の子供は学校が終わったら塾や習い事に行くのが仕事だが、昔は学校が終わったら、田畑の手伝いをするのが仕事だった。毎日、筋肉痛だった。大変なことは多かったけど、楽しいこともあった。秋に柿がなったら、そりゃもう大変なご馳走だ。稲刈りの合間に、鎌で皮を剥いて食べていた。」
懐かしそうに言われていました。物が溢れる今だから感じることが難しくなった幸せが、そこにあるように感じました。そして、子供の頃から自分で何かを生み出すという経験ができていたことは、やっぱり大きいことのように感じます。

今の私達世代は便利さに埋もれて生きていますし、それを知ってしまっているので全て手放すことは難しいですが、大事なものは見失わないようにしたいです。昔のように全て手作業でやりたいということではなく、これが産業としての農業ではなく、生きていくための営みであるという部分は残していきたいと強く思います。
だから、私たちにできることは、失われそうで大切な部分の拾い出し。そしてきっと、それに気づいてくれるであろう次世代へ繋げていくことなのかもしれません。

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先日、ついに足踏み脱穀機が壊れてしまいました。左側が古い脱穀機ですが、木の台の一部が割れてペダルが踏めなくなってしまいました。なので、一度全体を解体し、外側の木の台を新しくしました。

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うまく回転もするようになり、もち米の脱穀も無事に使えそうでホッとしました。
機械はなかなか直すのが難しいですが、道具は仕組みさえ理解できれば、自分で直すことができるのが良いところだと思いました。

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香り米の収穫。

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秋冬野菜の畑。今年は9月の長雨で、アブラナ科野菜に苦戦していますが、ここの畑はほとんど被害なく育ってくれました。

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タネをばら撒きした春菊。

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4ヶ月経ったチャボ達。

この冬は、「藁で縄をなう」という楽しみも増えました。
やりたいことは山のようにありますが、一つ一つできることを増やしていきたいです。
# by nori-lanka | 2018-10-21 23:54 | 日記 | Comments(0)

秋の山の恵み2

朝晩ぐっと冷え込み、秋が少しずつ深くなっていくのを感じる日々です。

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初物。自然美ですね!

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原木のなめこが少しずつ顔を出しました。
いつも、キノコが生える姿を見ると、トトロを思い出します。なぜでしょうか・・・
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西条柿の収穫。これから皮をむいて干し柿にします。
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新生姜の収穫。この時期の肌の白さは美しいです。今年は天候の影響か、とっても小ぶりです。
早速、甘酢漬けにしました。
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椿の実を収穫。毎年気づけば、実が落ちた後・・・でしたが、今年はなんとか間に合いました。もう少し収穫したいです。
圧搾機を使って椿油を絞ります!
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そして、5段まで達したミツバチの巣箱。巣を足すために、一段頂きました。が、軽い・・・
ほとんど蜜はなく、この夏は厳しかったので、自分たちの蜜も使いながら過ごしていたのかもしれません。
来春に期待です!
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とはいえ、少しだけ蜜を取ることはできました。
そして、巣は精製して、ミツロウに。
椿油と蜜蝋で、万能クリームを作ります。これは驚くほどの効き目があるのです。
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2週間経ったふーちゃん。最近は一緒に畑にも行きますが、帰りながら眠ります。
まだまだヒヨコですが、日々成長している姿はとても愛らしいです。

この時期は日々、自然が変化していくので、やることが山積みです。そして、待ってもらえません。時間との勝負!
明日は、ヤマビコの脱穀の予定です。

# by nori-lanka | 2018-10-14 00:25 | 日記 | Comments(0)

奇跡の稲刈り

すっかり秋かと思いきや、台風と共に暑さが戻ってきました。
2週連続週末の台風という非常に頭の痛い事態。
先週の大雨で田んぼにはたっぷり水が溜まり、バインダーを入れることが難しい状態。しかし、この週末も台風で金曜から雨予報でした。晴れるのは水曜まで、と。では、いつ稲刈りをするか、、、
悩んだ末、少し水の引いた水曜から、稲刈りを始めることにしました。3枚の田んぼで、2.5反ほど。基本的に手刈りなので、一体いつまでかかるのだろうかと不安になりつつ、それでもやるしかない!と気合十分で臨みました。

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やはり、ぬかるみはひどく、水がずっと溜まったままの場所もあり、バインダーが入れたところは限られたところでした。
しかし、姫路の先輩農家さん達、お世話になっているレストランのご夫婦、近所の友人達が、手伝いに駆けつけてくれました。「なんとか雨前に終わらせよう!」とみんな協力してくれて、とても心強かったです。
皆様、本当にありがとうございました!!
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そして、夕日が沈みかけた頃、ふと顔を上げると、夕日に照らされて働いているみんなの姿がすごく美しくて、はっとしました。この風景を写真に撮りたい!と思いましたが、そんな余裕はなく、必死でした。
最後に残った手刈りの田んぼ、日も暮れてきたし、明日頑張ろうかな、と思っていましたが、みんな残ってくれて、最後は9人で、ちょうど日の落ちる6時ごろ、すべての田んぼの稲刈りが終わりました!私には奇跡の稲刈りに思えました。

マンパワーの偉大さを感じました。
忙しい中、急遽手伝いに来てくれたユキさんが、「これは一人の仕事じゃなくてみんなでするものだよ」と言ってくれた言葉が身に染みました。
毎年、多くの方々に支えて頂き、田舎での日々を過ごしています。10年目の今年は、災害も多く、田畑の仕事も今までで一番難しい年のように感じます。自分の努力だけではどうにもならないことも多いですが、自然がもたらしてくれる恵みは自分では作り出すことのできない美しさがあり、それゆえ、私は今まで続けて来ることができました。
そして、いろんな方に助けて頂く中で思うのです。このお米を食べる人のエネルギーになる、そんなお米が作りたい、と。エネルギーというと漠然としているかもしれませんが、もっとシンプルにいうなら、食べる人がより元気になるということでしょうか。
農薬を使っていないとか肥料を使っていないという農法だけでできるものではない部分だと思っています。それを大切にしていきたい、夕日に照らされたみんなの姿を見て、そんな思いを強くしました。

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これからじっくりと自然の中で少しずつ干し上がっていきます。このハザがけの過程で、ゆっくりと水分を下げる中で、旨味や甘味が籾に移行していきます。また、ゆっくりと次世代に繋がる種としての実を充実させていきます。そのため、天日干しの米は、植物としても自然な生命力を持っていると考えています。
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生後1週間のフーちゃんです。1羽だけだし、数日親元にいたので、本当に甘えん坊です。怪我からは回復し、私たちの後をついて走り回っています。踏みそうで怖いですが・・・出かけるときはポケットに入ることが多いこの頃です。

これからヤマビコの脱穀、もち米の稲刈り・・・農閑期まではまだまだ仕事は山のようですが、楽しみながら頑張っていきたいです。


# by nori-lanka | 2018-10-06 22:29 | 日記 | Comments(0)

雨続き・・・

本当に雨ばかりの9月。最終週末も台風により豪雨・・・
稲刈りもまた延期となり、収穫適期の稲たちが、この台風によって倒れないかと心配です。
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今年もやってきました!晩生の大粒枝豆。今年は9月の長雨で甘みが乗らないなと思っていたら、今頃になって、旬!です。
やはりこの枝豆は、一年の楽しみの一つです!

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稲刈りを待つヤマビコ。今年の出来はいかに・・・
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桂チャボも茶色のチャボも、ずいぶん成長しました。最近は稲刈りの終わった田んぼで、バッタやコオロギを食べるのが大好きです。

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数日前、親元で孵ったヒヨコ。今朝、鶏小屋の中で倒れていました。目の周りとくちばしのそば、足から血が出ていましたが、虫の息があり、慌てて手のひらの上に乗せ、ホッカイロで温め続けていると、お昼にはピヨピヨ鳴き始めました。食欲も出て、動き回りますが、親の温もりを恋しがっているのか、側にいないと鳴き続けます。
ヒヨコ電球を出し、また今日からヒヨコの世話も始まります。親元で育ってくれるのが理想なのですが、なかなか難しいようです。

まだまだ降り続く雨の音。家の前のため池の水も満水です。
どうか各地、この台風による被害が出ませんように。来週末も雨の予報・・・

# by nori-lanka | 2018-09-30 20:18 | 日記 | Comments(0)

秋の山の恵み その1

雨の多い日々でしたが、ようやく3連休は少し天気が回復しました。
そして、山にも散策に。
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タマゴタケを発見。卵状の殻を破って出てくる不思議なきのこ。スーパーマリオに出てきそうなきのこ。シャキシャキした食感の美味しいキノコです。

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山にはベニイグチという赤いキノコがたくさん生えていました。きのこ図鑑の中でこのキノコは、毒性が不明だから要注意と書かれていますが、食べて美味しいという人もいたり、、、

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ヤマドリタケ類(和製ポルチーニ)も収穫。
それだけで香りはそんなに感じないのですが、スライスして乾燥させると、やっぱり独特の香りがします。

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アカヤマドリタケ。お昼にこのソースでパスタを作りました。

この秋はキノコが豊富な年かもしれません。昨年はあまり天然キノコを収穫できなかったので、これからの時期が楽しみです。
そんな年は秋冬野菜が不調だったりするので、そうならないことを祈って。
# by nori-lanka | 2018-09-18 07:55 | 日記 | Comments(0)